今日はサバイバルレース情報については目新しいものがないので、
とりあえず裏話でもおひとつ。
今のジャンプは実質20作品+読み切り1本くらいが主流になってますが、現在長期休載中の人気作品があります。
ちょっと前から読んでる方なら誰でも知ってるあの作品。
そう。ハンター×ハンターですね。
あれは長期休載してる理由なのですが、
世間一般に言われているのは富樫先生がやる気がなくなっちゃったから。
はい。まぁ間違ってはいないですね。
実際富樫先生は、幽遊白書の時点で疲れきっちゃったそうです。
でも、当時は富樫先生は超人気作家。
ジャンプサイドとしても、富樫先生が描いてくれたらジャンプの売上が数%は上がる訳です。
今のジャンプはだいたい300万部を超えるくらいですから、もしこれが5%上がるだけで・・・
3,000,000*0.05*240円=3600万円!
ジャンプは再生紙を使ってても印刷代で結構利益率は低いのですが、
それでも無視できる数字じゃなかったんですね。
そして、ここからはあまり知られてない話なのですが。
富樫先生は、「逃げる」常習犯なんですよ。
もう、これは比喩でもなんでもなく、自宅から下手したら1ヶ月くらい行方をくらませる。
編集部も必死に追いかける訳ですが、探偵じゃないのでなかなか捕まらないんですね。
それでも人気作家だから許しつつ、なんとか漫画を描いてもらってた。
でも、最近は編集部の中でも、富樫先生の引きがあまりないんじゃないかっていう意見が出始めているんですよ。
連載再開したところでそんなにジャンプとしてもおいしくないんじゃない?と。
だって絶対にまた逃げるしね。
だったら、もういいやってことで、そんなに必死になって漫画描いてってお願いもしてないのが現状です。
だから、ハンター×ハンターは未だに連載再開されないんですね。
富樫先生が描く気になったら、枠あければいっかくらいに考えているのが現状のようです。
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